天領盃を知る

米・水・造り
〜朱鷺が飛びかい、四季がもたらす自然豊かな島〜

佐渡の特徴

 名峰「金北山」のすそ野に広がる一帯は、豊富な雪解け水に恵まれ、また寒暖の差が大きいため美味しいお米の産地として全国に知られています。

究極の酒米

 佐渡の米は、朱鷺が食べても害がないよう、農薬は規定の50%までしか使用することができません。農薬に頼らず、なるべく自然の力を借りてできる米は、酒造りの高精白に耐えうる、味、香りが高度に融合した質の高いものになります。そして、当蔵では、使用する米の9割を佐渡産にこだわっています。品質を高水準で均等にするため、独占契約栽培制を採用し、一軒の農家に米造りをお願いしています。契約農家の思いやこだわりのバトンを受け取り、美味い酒造りに挑戦しています。

仕込水

 当蔵の仕込水は、佐渡最高峰の山、金北山からの天然水を使用しております。金北山に積もった雪が溶け、仕込水になるまで40年の歳月がかかると言われており、その歳月が不純物のないとても綺麗な軟水を生み出します。金北山から当蔵を結んだとき、商業施設はなく、民家も数える程度しかありません。そのため敷地内でも蛍が飛び交うほど綺麗な水が当蔵まで運ばれてくるのです。そのとてもやわらかな天然水は、米の旨味をしっかりと残した、まろやかで優しく包み込むような酒造りを可能にします。

造りへのこだわり

 当蔵では全量自社で精米を行い、精米から出荷まで徹底的な品質管理を行っております。自社精米を行うことで、その年々の米の出来具合から精米時間を調整し、米が割れてしまったり砕けてしまうリスクを最小限に抑え、質の高い精米を行うことができます。
 また、当蔵では積極的に機械を導入しています。それは機械造りをするためではなく、酒造りをしてくれる微生物たちにとって最良の環境をつくるためコンピューター制御を導入しました。微生物の活動を妨げる雑菌を極力排除するためのコンピューターであり、人の手、人の目が必要な工程は必ず杜氏を筆頭に蔵人全員で行います。微生物にとって最良の環境を作り上げ、高品質な酒造りをするため、人間は微生物にとっての最良の環境を作る裏方に徹することを心がけ、「機械と人間の分業」をはかり、酒造りを行なっております。私たちは日々変わりゆく酒を見つめ、語り合うことを大切にしています。水・米・微生物、三位一体が生み出す酒を基本に忠実に、一本一本に熱い想いを込めて皆様に送り届けております。

 

代表あいさつ

〜様々な「時」をあなたと共に。〜

お酒を飲む時、そこには様々なシチュエーションがある。
仲間と楽しく食事をしている時。恋人と2人きりの優雅でおしゃれなひと時。悲しい時のやけ酒。
お酒を飲みながら仲間と語らう。すると、不思議と距離が縮まる。
恋人に普段ならちょっと照れくさい感謝の言葉もお酒の力を借りれば言えるようになったり。
悲しい時にはお酒を飲んで感情を吐き出せばいい。
会話を弾ませるためのお酒、ちょっとした勇気を与えてくれるお酒、自分に素直になるためのお酒。
どんな時でもあなたが主役であり、楽しい時も悲しい時もあなたのそばにそっと寄り添える、私たちはそんな存在でありたい。