最若手蔵元の成長日記

今期のお酒造りを終えてpart2



今期のお酒造りを終えてpart2



振り返り編part2です。
Part1 はこちらです。
時系列で書いているので、part1から見た方がわかりやすいと思います!


前回は12月の、雅楽代製造開始までお話ししました。

1月からは色々な取り組み(というか加登の趣味?興味?笑)を行ってきました。
主なものを3つ今回は書こうと思います。

一つは、「責任仕込み」の導入。
責任仕込みとは、紀土を製造している平和酒造さんが行っている取り組みです。

昨年、平和酒造の山本社長、製造スタッフの方々お話しする機会があり、色々とお伺いした中に出てきた「責任仕込み」という言葉。

なんのことだろう。と思い、詳しく聞いてみると、

「蔵人一人一人に酒造りの工程を最初からすべて任せ、一人一本のタンクを責任を持って仕込んでもらうこと。」
聞いた瞬間からウチでもやろう!と決めていました。

僕なんか全国の蔵元、杜氏さんからしたらまだまだかけだしのひよっこです。
少しでも早く上を目指すためには、僕一人でジタバタするよりも、蔵人全員で知識、経験値を上げていこう。

と思い、責任仕込みを実行しました。

京大の彼も真剣です。

結論、責任仕込みは良い事しかないです!

1.みんなでそのお酒の結果、造り方についてディスカッションができる。
2.ずる賢い人はその結果を把握した上でこっそりPDCAを回している笑(めちゃくちゃいいことです!)
3.加登としても、自身になかった発想や気づきを得ることができる。

蔵人さんは、自分が造った特別なお酒ができる。僕にとってはやって良いこと、やらない方がいいことがわかるし、蔵人さんの知識レベルもわかるからみんなが苦手としているところの情報を集めてシェアできる。

まさに「みんなで」レベルアップしていく環境ができるんです!

最初はドキドキしてたけどやってよかったと思ってます。

今年から入る製造のアルバイトの子たちも責任仕込みは行ってもらいます。
(ありがたいことに、最近天領盃で働きたい!と問い合わせを頂くことがちらほらあります。正直、すんげーーーー嬉しいです。
けどまだ製造規模的にそんなに多くの人を雇える環境にはなくて申し訳なく思っています。
もっと多くの人と造りの楽しさ、難しさを共有しながら成長していけるようになりたいですね!)

もう一つは低アルコール原酒の製造に取り組み始めました!

酒類総研での雨後の月の低アルコールの感動をウチでも発信したいなぁと思ったからです。

今期は2本製造しました。
1本目は天領盃の試験醸造として、5月から販売しております。
ちなみに生酒です。

2本目は、1本目の気づきを活かして製造しました!
まだ蔵出ししてません!

試験醸造酒とどれくらい違うかはお楽しみに!(試験醸造酒はもう蔵内在庫がないため、各酒販店さんにある在庫で終了です…)



もうね、ムズかしい。

なにがむずかしいって、全てが難しい。

発酵のスピード、仕込み配合、麹造り、追い水etc…

まだまだ仮説だらけなので、詳しくは記載しないけども、とにかく早く次を試したい!!笑
もっとこうすれば良くなるんだろうなぁと思う点はいっぱいあるんです。

全国の蔵元さんってやっぱりすごいんだなぁ。
改めて実感。
早くキャッチアップしなきゃ!

最後にもうひとつ。



The rebirth~TOKI-ROMAN~での取り組みです。
僕がロマンチスト加登という異名を手にしたのはこの取り組みからでした。

佐渡って日本の中でも特に少子高齢化が進んでいる地域なんです。
佐渡で育った若い人たちの大半は東京、新潟に出て行ってしまいます。

そいて少子高齢化が進んだ結果、耕作放棄地が増えたり、空き家が増えて崩壊家屋になってしまったり。

佐渡には今ではもう立てられないような立派な大黒柱がある家だったり、歴史的な建築技術を用いた古民家が山ほどあります。

大人になって気づく佐渡魅力って沢山あると思うんです。

というより、大人になってからしか気づけない佐渡の魅力。

若い時は都会の方がいいって人が大半でしょうから。

そんな佐渡には立地的ディスアドバンテージがあります。


「離島」ということ。

佐渡の子供達は、習い事、部活の遠征等でも船に乗らなければなりません。
場合によっては宿泊だったりも。
陸続きの本州とは違って、子供達の活動にもさらにお金がかかってしまう。

本当はやりたいことがあるけど我慢している子、親に負担をかけているかもと心配する優しい子もいると思います。

けど子どもはやりたいことやって、その中から学べることはたくさんあるはず。

そう思い、The rebirth~TOKI-ROMAN~の利益の一部を、
「佐渡の子供達の活動」に寄付することを決めました。

朱鷺が佐渡で再度繁殖したように、一度は島を離れても将来佐渡の子供達が自分たちの故郷のために戻ってきてくれたら嬉しいなと思ってます。

コンセプトは「心に佐渡を」宿して世界にはばたけ!です。

今期から始めたばかりの取り組みなのでまだまだ寄付できる金額は少ないけれど、今後もっと役に立てればいいなぁと思っています。

佐渡は僕の故郷であるわけではないけれど、佐渡にある一企業として、僕たちにできることから始めています!

なので皆様、ぜひThe rebirth~TOKI-ROMAN~をよろしくお願いいたします!


12月からの振り返りはこんな感じです。
コロナで大変なご時世になってしまいましたが、次に向けての作戦を粛々と練っているところです。
設備投資もこの後控えていますし、次のお酒造りに向けて走り出しています!

真面目な文章を作ると疲れますね笑
真面目すぎるのは性に合ってないみたい笑

次からはフランクなブログを書いていきます!

ではまた!

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