〈製造ログ〉天領盃酒造 R7BY  雅楽代〜竜王〜(生)

加登のひとりごと。

毎回のように書いている気がするのですが、もう3月も半ば…。本当に時間が経つのが早すぎて、僕だけ2倍速で再生されているんじゃないかと錯覚してしまいそうです。

特に今月は新潟県の一大イベント、にいがた酒の陣もあり、余計に早く感じます。
そして、にいがた酒の陣にお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!!
今年の酒の陣は、天領盃酒造として反省する点ばかりでした…。過去の酒の陣において、あれほどまでに天領盃ブースに人が並んだことはなく、全くの想定外。とても嬉しいことなのですが、さすがにあれほどまでたくさんの方に弊社ブースにお越しいただけるとは想定できなかったです…。
生々しい話になるのでここでは具体的な数字は出しませんが、昨年と比較して、弊社の酒の陣での売上は前年対比なんと2.3倍。そりゃブースもパンクするわけです。
けど本当にありがたい!!
来年はもっとしっかり準備して酒の陣に臨もうと思います。

そして!それ以外にも嬉しかったことがたくさん。
「YouTube見てます!」「公式ライン楽しみにしてます!」「SNSいつも見てます!」と仰っていただいた方が数えきれないほどいらっしゃいました。

今年度の天領盃酒造のテーマは認知度向上。
SNSをはじめとする発信を今まで以上に力を入れてきた成果が目に見える形で現れたのはとても嬉しかったです。

今後もどんどん発信していこうと思います!

製造技術

今年から、ウロボロスが雅楽代〜竜王〜に名称変更となりました。理由としては、トキロマンもなくなり、ウロボロスだけブランドが浮いてしまっていたので、雅楽代シリーズに組み込みましたが、竜王はいわゆる貴醸酒タイプのお酒。
雅楽代が目指す「新しい新潟淡麗」とはかなりかけ離れています。そこで、貴醸酒の中でも、甘みを少なくして、さらにアルコール度数も下げることで、貴醸酒界の淡麗ポジションを創り上げていこうと考えています。

今回の竜王は、過去のどのウロボロスよりも軽やかなタイプのお酒になっています。
ラベル表記上は14%ですが、実際のアルコール度数は13%台となっており、貴醸酒らしい甘味はしっかり感じていただけるものの、口当たりは軽やかで、後味に甘みが残ったり、重い印象は皆無だと思います。

この軽やかさを演出するために、もろみ初期の汲み水を5%ほど、例年より多めにして、発酵を優勢に進めていたり、もろみ中盤にも例年よりも多めに追い水をしています。しかし、かと言ってペラくなってしまっても本末転倒なので、例年よりも麹の甘味成分を強くしっかりに造ることで、軽やかさと艶美な甘味の両立を実現することができました!

あと、レシピを変えたせいなのか、例年よりも香りが面白いなと思っています。
ラムレーズンのような、少し重厚感のある複雑みがありつつ、いつもの雅楽代らしいラムネ様の香りも混在する、
唯一無二のお酒になったのではないでしょうか!
ちなみにことして使用している古酒は19年古酒になっていました。来年は節目の20周年古酒となるので、何か企画しようかな…?

テイスティング

先ほども書きましたが、香りはラムレーズンのような重心が低い香りと、雅楽代らしいラムネ様の香りが混在している不思議な香り。

口に含むとまったりとした艶美な甘味が口いっぱいに広がりますが、感じるテクスチャーは軽やか。重たい印象は全くないと思います。
通常のお酒と比較しても甘味成分が多く残っているので最初はわからないかもしれませんが、口に含んでいると後から酸味が顔を出してきます。

食事なら中華料理のようなしっかりめの味わいにも対応できますし、、軽いおつまみとともに晩酌も楽しんでいただける酒質かなと思います。
比較的甘みがあるので、味わいを補填するなら塩味かな?
生ハム、生胡椒の塩漬、燻製チーズあたりがお手頃にてにいれられてピッタリ合いそうな予感!

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