3.金北山の水、佐渡の米。そして、雅楽代へ。

自然の恵みの結晶である金北山の伏流水、農家さんの努力が詰まった米。この自然の恵みを使って酒造りができる佐渡だからこそ、私たちもこの地で真剣に酒造りに向き合いたい。
グラスに注がれた一杯のお酒から、佐渡を表現できる酒でありたい。

日本で唯一、全域で特別栽培米(減農薬・減化学肥料)の基準が定められている佐渡。
その大地で育った米と、島の成り立ちが育んだ金北山のミネラル豊富な軟水。
全国でも稀有なこの2つの恵みを活かし、佐渡を、そして新潟を表現する酒造り。
この特殊な水と特別な米。佐渡の自然の恵みと先人たちの努力の結晶に、私たちの酒造りの哲学を重ねて生まれるのが雅楽代です。


 

天領盃酒造が目指す未来〜次世代の新潟淡麗の定義〜

「綺麗で軽く穏やかな、新しい新潟淡麗」を私たちは「次世代の新潟淡麗」と定義しています。
淡麗酒とは、「淡く、麗しい酒」
淡さとは、軽やかさ
麗しさとは、洗練された綺麗さ
淡く、麗しく、主張しすぎず⼀歩引いた凛とただずむ穏やかさ。
〜綺麗で軽く、穏やかな淡麗酒〜

そして、「次世代の新潟淡麗を背負う酒蔵になる」という私たちの抱負を込めて、
「綺麗で軽く穏やかな、新しい新潟淡麗」の創造
を雅楽代シリーズの理念とし、酒造りに臨んでいきます。

水そのもののやわらかさを活かしつつ、米の旨みをほのかに重ねることで、甘みではなく口の中で優しくふくらむような旨み、そして新潟らしい淡麗なキレ味。
グルコース(甘み)に頼らず徹底した吟醸造りにて、一口のインパクトではなく、立体感のある上品で洗練された「綺麗で軽く穏やかな新潟淡麗」を造っていきます。

綺麗で、軽やかで、穏やか。でも、決して薄くない。甘みに頼らず水の個性を活かし、米の旨みを丁寧に折り重ね、余計な味付けはしない引き算の美学の酒。
受け継がれてきた新潟淡麗を否定するのではなく、佐渡の地で再解釈し磨き上げる、次世代の新潟淡麗。その先頭を、雅楽代が走っていきます。

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