〈製造ログ〉天領盃酒造 R6BY  雅楽代〜風花〜(生)

加登のひとりごと。

今回、天領盃酒造として、初めてプリント瓶を使用します!
いや〜、夢だったんですよねぇプリント瓶。
かっこいいなぁと思いながら他社製品を見ていました。
プリント瓶をつくるにはある程度のロットが必要なのですが、今までの弊社ではそのロットに届かず、使うことができませんでした。
そして!今回ついにプリント瓶を使用することができるロットでの製造が可能となりました!
嬉しい〜。
このデザインは弊社スタッフで漫画家の卵であるペンネーム浦川海汐さんにデザインしてもらいました!
テーマは冬の雪が降り積もる佐渡で順徳天皇(雅楽代の由来)が佇んでいる様子に、活性にごりならではのシュワシュワ感の演出。

かっこよくデザインしてくれました。
今後もプリント瓶シリーズは出す予定なのでお楽しみに!

製造技術

今回は、初めて活性にごりにチャレンジしました。
普段の雅楽代シリーズはご存知の通り、グルコースの低い淡麗タイプがほとんど。
そうすると、瓶内二次発酵するための栄養素が少ないのでうまく発酵してくれません。

そのため、普段の雅楽代とは全く異なる新しいレシピで製造しました!
具体的には麹歩合を上げて、栄養素の供給量を多くしたことが一番大きな変更点です。

実際に製造してみて、来期に向けた改善点が大量に出てきました。
やはり最初から納得のいく酒質にすることはどうしても難しい。
トライアル&エラーを繰り返してよくなっていくんだなと改めて実感しました。
次への改善点としては、麹歩合を増やして栄養素を増やすのではなく、通常通りのレシピ製造して、もろみが若いうちに上槽、オリを添加する方が良いのではないかと考えています。

通常のお酒であればこのやり方をしてしまうとヨーグルトのような、いわゆるつわり香が出てしまうのですが、オリを入れて瓶内二次発酵するため、おそ
らくつわり香は発生しません。タンクで発酵させるか、瓶に小分けにして発酵を継続させるかの違いだからです。
そのほうがよりフレッシュになり、シュワシュワ感も強くなると思っています!
来期も楽しみにしていてください、今年のお酒よりももっと完成度が高くなっているはずです!!

テイスティング

おだやかなサクイソの香り
口に含むときめ細かいガス感を感じ、オリによるまろやかさ、柔らかさ。
穴あきキャップ+まだ常温保管してから日が浅いためテイスティングコメントを書いている段階ではまだしゅわーーとまではいかないが、少しおいておくともっとしゅわしゅわするはず。

撹拌すると苦味渋みをほのかに感じ、普段の雅楽代シリーズよりは甘みを感じるがアフターは軽やかに流れていく。

冷蔵庫で寝かせてからシュワシュワ感を楽しんでもいいし、適度なガス感がある方がお好みの方はすぐに飲んでも良いと思います。
一番注意しなければならないのが、ガス感が欲しいがために冷蔵庫に長いこと置きっぱなしにすることと、あまりにも低い温度帯の冷蔵庫に入れてしまうことです!

長期間置きっぱなしにすると穴あきキャップのため、ガスが漏れ続けていずれガス感がなくなってしまいます。
低温すぎると発酵しません!
冷蔵庫の温度帯が一番ベストです!

また、瓶も来期はスクリューキャップの瓶にしてよりじゅわ〜〜とオリが舞い上がるようなお酒にしようと思っています!
こちらも来年、楽しみにしていてください、大きく進化すると思います!

蔵元の加登仙一がお届けします、

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